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パワハラ事件簿

職場での暴行や職場イジメなどパワハラ(パワーハラスメント)に関する事件を概要と裁判の判例を交えて解説します。

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ヨドバシカメラ事件

派遣社員が、派遣元及び派遣先からのパワハラ(パワーハラスメント)や暴行、いじめなどを受けた問題を解説します。

ヨドバシカメラ事件は、人材派遣会社イー・パーソンズを通じて量販店へ派遣された男性社員が 派遣元、量販店から暴行やいじめを受けた問題です。

パワハラ事件内容 このパワハラ事件の内容は、原告派遣社員の顧客に対する笑顔が足りないという販売店のクレームにより派遣元の社員からポスター等で殴打されたり、売り場でのミスを理由に販売店社員から蹴るなどの暴行を受けた問題です。
その後、この派遣社員が出社しなかったところ、派遣元の社員が自宅に押しかけ、母親の目前で殴打や蹴るなどの暴行を加え、販売店側に強制的に謝罪をさせられました。
この派遣社員は派遣元と販売店を警察に告訴。

このパワハラ事件にはいくつかのフェーズに分かれています。

第1の事件
販売店から「笑顔が足りない」とのクレーム→派遣元の社員からポスター等で数十回の殴打。

第2の事件
仕事上のミスにより、販売店社員から蹴られるなどの暴行。

第3の事件
原告派遣社員の出社時間偽装が発覚(原告派遣社員の遅刻を販売店が派遣元へ通報)、派遣元社員が派遣元社長の面前で殴る蹴るの暴行をしたうえトイレ清掃を強要、便器を舐めろとの強要もあった。

第4の事件
原告派遣社員が、度重なる暴行により、出社しなかった所、派遣元社員が押しかけ、母親の面前で殴る蹴るの暴行を加え販売店側に強制的に謝罪を強要。

このパワハラ事件に対し、裁判所の判決は以下のようになりました。

第1の事件の判決
慰謝料10万円認定。

第2の事件の判決
慰謝料10万円認定。また販売店側は使用者責任を負った。

第3の事件の判決
慰謝料30万円+講習等のキャンセル料=約31万円が認定。

第4の事件の判決
慰謝料100万円+治療費として100万5770円が認定。

また、第3の事件の発端である「遅刻」は給与支給時間より早い出社時間であるサービス残業であったようです。
さらに、派遣元である人材派遣会社イー・パーソンズは労働者派遣の認可を受けていないことが発覚。
このパワハラ事件、皆さんはどのように感じたでしょうか?

派遣社員の派遣先企業でのパワハラやいじめ、労働トラブルのケースは少なくありません。
派遣である人材会社は、派遣社員の人権を守る義務があります。
また派遣先になる企業も、派遣社員を同じ職場で働く「仲間」としてきちんと接しているでしょうか?

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